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俺の趣味はセックスだ

2011-11-07

 良く自己紹介とか、飲み会の時に「趣味は〜で・・・・・」なんていってる奴がいるけれど、俺はそれが言えない。
 何故かって、俺の趣味はセックスだからだ。セックスが悪いことだっていう意識はないが、人に「私の趣味はセックスです」って、はっきりいうようなものではないだろう。
 だから俺は、そんな時には「私の趣味は特にないのですが、強いて言えば読書ですね」と言ってお茶を濁すわけだ。
 同世代の連中にはこれで通るが、年輩の方々は「ほう、どんな作家が好きなのかな」などと質問をされるから、ちょっと困る。
 まあ、実際に本はよく読むので、さほど窮したことはないのだが。
 なぜ趣味がセックスなのかと言えば、その理由をきちんとした形で言えるわけではない。
 強いて言えば「気持ちがいいから」と言うことになる。
 俺がセックスを覚えたのは、中三の時だった。近所に住む、ある意味では幼馴染の二つ年上の女子高生が、俺の初めての相手だった。
 彼女は喜美恵さんと言って、俺はキミちゃんと呼んでいた。
 そのキミちゃんがある日、俺の部屋に遊びに来た。よくあることなので、お袋も何も干渉することはない。ジュースとケーキを運んできたら、それでキミちゃんが帰るまでは絶対に部屋には入ってこないのだ。
 この頃俺はすでにオナニーの常習者だった。当然美人のキミちゃんも良くオカズにしていた。
 この日のキミちゃんは、初夏と言うこともあってか、可愛い花柄プリントのミニワンピーを着ていた。なんだか、ちょっと大人っぽく見えた。
 俺は勉強机の椅子に座り、キミちゃんはベッドに腰掛けると言う、いつものスタンスで俺たちは他愛のない話しをしていたが、時折足を組み替えるキミちゃんの太股の奥が気になってしょうがなかった。
 キミちゃんが帰ったら、オカズにさせてもらおうと勝手に決めて、早く帰らないかなと思っていた。
 キミちゃんは急に立ち上がると「ねえ、和。Hしたことある」っていきなり、ど直球な質問を投げてきた。
 俺は「あるわけね〜だろ、キミちゃんこそあるのか」て、これもまたどッ直球に訊き返した。
 「あるよ、私。でも、痛いだけだったよ。本に書いているような気持ちいことは何にもなかった」と言いながら、俺の上に跨ってくるではないか。そして「あっ、和ったらたってる」と言い、膝から降りるといきなりGパンの上からしごきだした。
 後はろくに覚えていない。
 気がついたら、二人でベッドの中で抱き合っていた。当然、生中出しだった。
 俺は、キミちゃんにその日、五回生中出しをした。
 そして「セックスって、なんて気持ちのいいものだ」と、強く摺りこまれたと言うわけだ。
 その日を境に、俺たちは毎日セックスをした。
 三回の日もあれば、五回の日もあったが、決して二回や一回と言うことはなかった。キミちゃんが生理の時には、口でしてくれた。
 本当に、毎日まいにち、やりまくった。
 キミちゃんは、なんだか大人の女がもつ色気を身につけ、俺は女に免疫ができたせいか、余裕があり、それが持てる原因にもなった。
 キミちゃんは「彼女ができたらちゃんといってね。私が身を引くからね」と、優しくいつも言ってた。
 しかし、俺はキミちゃんとのセックスが本当に気持ちよくて、他の女を抱く気にはなれなかった。
 俺が大学三年の時、そんなキミちゃんが急死して、俺たちの関係は終わった。
 その後、俺は狂ったように女を漁り、セックスをやりまくった。
 そして、いつの間にかセックス自体が俺の趣味になったと言うわけだ。
 今でも、キミちゃんを忘れることはない。セックスの気持ちよさを教えてくれ、俺の趣味をセックスにしてくれたキミちゃんに俺は感謝している。

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